昨夜テレビ朝日で映画『シン・ゴジラ』の放送がありました。
シン・ゴジラはリピーターが多く社会現象になっていましたが、私も映画館で20回ほど見ました。新宿バルト9の発声可能上映も行ったなあ。
しゃくれ蒲田くんで映画館に赴く私。
さて、心霊版シン・ゴジラとして話題になっている映画、『来る』を見ました。
率直に言います。
めちゃくちゃ面白かった!!!!!
ドロドロなのにこの爽快感。疾走感。
ジェットコースターをハシゴしたみたいな作品。
ホラーの枠を越えたエンタテインメントなんて紹介されてますけどね。最初に、『散り椿』見たときだったかな、上映前の予告映像見たときは普通にホラーの予告として感じたから「これぜってえ見ねえな」と。
感情移入してのめり込んで見るタイプだから、ホラーは普段見ないし。とくに一人じゃ無理だわな。
ようするに、怖い(笑)
今回は『来る』が話題に上がって、その場の勢いで誘われたからそのまま見てきたんです。
見てよかった~!こうでもしなきゃ見てなかった!
なにがいいって、岡田准一がいい。(そもそも単純に岡田准一さんが大好きです)
岡田准一と小松菜奈の、だらけたオカルトライターとキャバ嬢霊媒師の組み合わせが最高すぎる。
この映画は演者それぞれが強くて安定感がすごい。演技としては派手さはなくて、むしろ抑えめな感じすら受けるのに、スクリーンに映し出される登場人物一人一人の味が強い。
ストーリーもバッタバッタ人が死んでるのに、死ぬ勢いがありすぎてもはやアトラクション。怖いのが楽しい、ジェットコースターの快感に似てると思う。
ジェットコースターってさ、大型テーマパークだといくつか種類あったりするじゃない?あれを立て続けに乗ってる映画でめちゃくちゃ楽しめた。
大きく分けると三部作に分かれてて、構成で飽きないようになってる。
とくに野崎パートがね。最後に乗ったジェットコースターがね。
マジで最高of最高。
松たか子も痺れるくらいカッコいい!野崎パートは滅茶苦茶でキャッチーで疾走感あって意味わかんないくらい面白い。好きだな~!
祓いのシーンはシン・ゴジラのヤシオリ作戦を彷彿とさせるので、シンゴジ好きは見に行くべき!ホラーなのに楽しい。なんだこれ。たのしい。
あとはやっぱり野崎のキャラクターに惹かれたところがありますね。
くたびれて自分以外に興味の無さそうな野崎が、なんとなく付き合ってたようなマコトに、自分の意思でこだわるようになったり。マコトの強さとは対照的な己の弱さを直視するようになったり。
ていうか。やっぱり岡田くんがはちゃめちゃに好きだ~!カッコいい!
時代劇も良いけど、現代劇はもはや珍しく感じるから嬉しい!胡乱げな視線や雑にタバコを吸う仕草、その他諸々から溢れてしまう大人の色気…すごい…
顔だけじゃないってのがまたさらにカッコいいよなあ…!
しかしそれを上回る圧倒的な顔のよさなので映画見ながら10回は「顔がいい」と思ってしまう(短絡的)
そんな岡田くん、次の映画『ザ・ファブル』は現代劇でアクション全開と聞いて早くも心踊ってます。
来年もいい映画にたくさん出会いたい!