かめぶろぐ

毒にも薬にもならないことなど

エホバの証人2世が「やってはいけないこと」まとめてみた

こんばんは。

エホバの証人2世のかめです。

 

 

エホ証2世のエッセイ漫画を読みました。

今まで、こういったエッセイ作品は

読むとつらくなるので避けていたんですが

カウンセリングを始めた今なら

読める気がして読みました。

 

エホ証2世本や毒親本も読めそうな体調の時に

少しずつ読んでみようかと思っています。

 

 

 

背教してるけど、排斥はされてない

 

軽く自己紹介しますね。

かめといいます。エホ証2世です。

 

母がエホバの証人です。

父は猛反対しています。(現在は諦めています)

私はゆるめに背教しています。

 

とはいっても、

バプテスマ(洗礼)を受けていないのと、

エホバの証人に対して

「私は信じていないけど、理解はあるし話は聞くし、気が向けば集まりにも参加する」

というスタンスでいたので、排斥はされていません。

 

「排斥」されると、家族でも他人のように扱われます。

煙草吸ったりすると諮問?みたいなのにかけられて排斥されるらしいです。詳しいことは知らないんですが。

 

母の聖書研究の手伝いなどは背教後も続けていました。

 

 

強すぎる規制

 

さて。

そんなエホ証2世・ゆる背教者の私の目線から

エホバの証人に育てられた子供がやってはいけないこと」を書き出してみようと思います。

 

エホバの証人は規制が多いです。

あれもダメ、これもダメ。

子供の頃からほぼ怒られて育ち、

虐待を受け、殺されかけました。

エホバの証人は鞭打ちがありますが、過度の虐待については宗教とは別問題だと思っています)

 

信者は「聖書から学んで納得して神の教えに従っている」ので

あの人たちには、強制や制限、規制といった感覚はありません。

みな自由意志で行っている、という認識です。

実際、信者に無理やり何かをさせることもありませんし、

布教活動で他人に何かを強いることはありません。

 

問題になるのは、

エホバの証人が親となった時です。

子は親に従うべき(と聖書に書かれている)なので、

親が信じるエホバの教えが絶対となります。

 

人によって多少の差はあると思います。

今回書くことはだいぶ主観的ですが

そういう家庭もあるんだな~くらいに

読んでいただければ幸いです。

 

ちなみに、私は「やっちゃダメ」と育てられたので

被害感強めで書きますが、

エホバの証人はこれらをしないことで

楽園にいける・幸せになれると思っています。

 

 

 

戦いや争いに関するものに触れたり、身につけたりしてはいけない

  • 戦争を想起させるものはダメ。例えば銃や戦車など。迷彩柄も避けるべき。
  • 戦いや争いの描写のある作品は見てはならない。フィクションでもダメ。バトル漫画なども忌むべきもの。どうしても見てしまう場合は、悪魔サタンが見せているものだと知り、十分に注意する。
  • 映画やドラマで殺人や暴力などのシーンがあると分かっているものは見てはいけない。これも、どうしても見てしまう場合は注意する。

 

偶像崇拝の禁止

偶像崇拝とは、彫刻や絵画、太陽などの自然物など、目に見える物を信仰の対象とすることです。

  • 宗教画や神、天使、キリストなどがモチーフとなっているものは避けなければならない
  • 十字架もダメ
  • 「いただきます」「ごちそうさま」の時に手を合わせてはいけない

 

エホバ以外を信仰してはいけない

エホバの証人にとって神様はエホバだけなので、神の子であるイエス・キリストも信仰の対象としません。エホバ以外で「神様」として私たちの目の前に現れるものは、全て悪魔サタンが見せているものだと思わなければなりません。

  • キリストやマリアを信仰してはいけない
  • 寺社仏閣を参詣・参拝してはいけない
  • キリスト教神道など、宗教色のある結婚式などの催しに参加してはいけない
  • 国歌・校歌を歌ってはならない。起立を求められても立ってはいけない。(歌うことは偶像崇拝にあたり、起立することは信仰することにあたる)
  • 八百万の神」という考え方をしてはいけない
  • キリスト教の讃美歌を歌ってはいけない。他の神様を賛美する歌を歌ってはいけない。身近な所では「トイレの神様」などもダメ。

 

占いや魔術を信じてはいけない

※占いや魔術も他の宗教から生まれたものなのでアウト

  • 占いをしてはいけない
  • おまじないをしてはいけない
  • 宗教儀式はダメ(こっくりさんもしてはいけない)
  • 四つ葉のクローバー自体や、四つ葉のクローバーがモチーフとなったものを身につけてはいけない
  • 勾玉や勾玉がモチーフとなったものを身につけてはいけない
  • 魔法の出てくる作品に触れてはいけない(ハリーポッターなど)
  • 魔術や超能力を用いるバトル漫画などは「魔術」「戦い」の両方に引っかかるのでダメ。ほとんどの少年漫画が読めない

 

死者は存在しない

エホバの証人の信じる聖書の教えでは、「死んだら無になる」ので死者の霊などを信じてはいけません。

  • 葬式に参列してはいけない
  • 幽霊やお化け、心霊体験などの話を信じてはいけない。そういった話をしている場から離れる。
  • お化け屋敷に入ってはいけない(文化祭でクラスの出し物がお化け屋敷になったら参加できない)
  • お化けや妖怪・髑髏モチーフのものを身につけてはいけない
  • 死者の存在を扱った作品に触れてはいけない

 

あらゆるもの全てが神の創造物

  • 地球上はもちろん、宇宙まで神の創造したものなので、進化論を信じてはいけない
  • 「進化」「退化」などの概念は存在しない。初めから神がそのようにつくったものだと理解しなければならない。

 

恋愛面の規制

  • 婚前交渉をしてはいけない
  • 婚前交渉を助長する作品に触れてはならない。ほとんどの少女漫画が読めない。
  • 自慰行為もダメ
  • 無闇に肌を露出させてはならない。ミニスカートがダメ。ノースリーブも避けるべき。淫らな格好にあたるため。
  • エホバの証人は、エホバの証人以外と恋愛関係になってはならない
  • 若い男女が結婚してはならない
  • 同性愛の禁止。楽園で結婚して子をなすのが良いことだとされる。

 

血を避けなければならない

※聖書では血は命を表すものなので、神から与えられた命に感謝するため、血を取り込むことはしてはいけません。

  • 輸血をしてはいけない
  • 献血をしてはいけない
  • 血抜きのされていない食材を食べてはいけない(ジビエや鯨肉などがダメ)
  • 肉を生食してはいけない(ユッケや馬刺しがダメ)

 

政治的に中立でいなければならない

エホバの証人が信じるのは神エホバだけ

  • 政治的な発言をしてはいけない
  • 特定の政党を支持してはいけない
  • 選挙に行ってはいけない

 

世間一般の人がエホバの証人について書いたものを見聞きしてはいけない

 

  • 信者以外の目線から見たエホバの証人についての記述を読んではならない
  • そういったものは全て悪魔サタンが書いたものである(このブログもそう。笑)

 

 

 

……キリがないですね。

今ざっと思いつく限りで出してみました。

 

書き出してるうちに腹立ってきたので

この辺でやめておきます。

 

 

とにかく、

離れてよかった~~~!

やりたいことができるって幸せ~~~!!!

という気持ちです。

 

規制の反動で立派なオタク(笑)になったので

これからもオタクライフ楽しんでいきます。